『サバイバー：60日間の大統領』

これは、アメリカドラマのリメイクですが、朝鮮半島の状況に合わせて描かれた秀作とされていました。しかも、主人公がチ・ジニなので、とっても見たかったドラマだったのですが・・・

ネットフリックスで配信されていますが、2019年制作なのに、日本のテレビでは放映されない、なぜかなあと思っていました。

その理由は、最後の場面の日本語が出てくるシーンで想像がつくなと思ったのは私だけでしょうか。ネタバレはしませんが、ものすごく面白いドラマだったので、そのシーンが個人的には大変残念でした。

補佐官は、韓国は、秘書室長などですが、大統領代行を支える側近のキャストがすごくいいです。海軍の軍人から政治家になった、イ・ジュニョクもスーツをパリっと着こなしていて、素敵です。北朝鮮の潜水艦が韓国水域に入ったとか、核攻撃があるかもしれないとか、絵空事じゃないところがこのドラマのリアルさ、ドキドキを創り出しています。

テロの首謀者、黒幕なども二転三転して、なかなかわかりません。

チ・ジニ大統領代行の女性の秘書がミスキャストではというブログがありました。ちょっと可愛すぎるかもしれないですね。

次々と難題が降りかかり、難しい選択をいくつもこなしていく主人公は、ヒーローではあるのですが、チ・ジニさんの持ち味が生きていて、人間味あふれる、ちょっと情けない、いい感じのキャラに作られています。

おすすめドラマですが、残念部分があるので、8点にします。