top of page

『ムーブ・トゥ・ヘブン(シーズン1)』

サブタイトルの~私は遺品整理士です~というのを読んでなかったので、天国に送る天使か死神のファンタジーかと思って見始めました。しかも1話で、あれ?イ・ジェフンは、どこ?って思っていたら、まあ、ゆっくり登場します。


この作品は、『ナビレラ』に続いて、超、超、感動作!!ナビレラとぜーんぜん違うテイストですが・・・ あまり韓ドラで泣かない私でも何度も目がアツくなりました。

第一話の「つかみ」がすごい! とにかく引き込まれます。遺品整理士というのがどういうものなのか、細かく紹介されていくのですが、これがけっこうすごい。まあ、『おくりびと』的なすごさと言っておきましょう。チ・ジニもいい味出してます。


でも、やはりこのドラマは、アスペルガーを演じているタン・ジュンサンの演技が秀逸だということにつきます。サヴァン症候群の医者が登場するグッド・ドクターや、『サイコだけど大丈夫』の自閉症のお兄さんも記憶に新しいですが、この主人公もすごく素晴らしいです。後から、主人公のおじさんとして出てくるイ・ジェフンもさすがの存在感で体も鍛えていて素敵ですが、まあ、この2人が、昔のヒット映画『レインマン』と似たようなペアになっていきます。トム・クルーズがイ・ジェフンというわけですね。


タン・ジュンサン君は、ミュージカルの子役などを経て、ドラマでは『ラブセラピー』の患者も頑張っていましたが、なんといっても目立ったのは、『愛の不時着』のヒョンビンの部隊のマンネ(末っ子)隊員でしょう。すごく素朴な感じを出していましたね。


Netflixのオリジナル・シリーズは、感動系が多いのでしょうか。孤独に死んだ人や被害者の遺品を整理していくので、オムニバス的に一人一人のお話という感じで進んでいきますが、とりあえず、10回で、ひとくぎり(良い区切りになっています)になり、シーズン2へと移るのですね。ラブラインなども次回で期待できそうです。


すごくテンポがいいし、原作がいいのでしょうけど、お話が感動的なので、9点にします。





Comentarios


​Recent post

bottom of page