『双嬌伝～運命の姉妹と 2人の皇子～』

主人公ペアと2番手ペアというわかりやすい構図ではありますが、ロマンチックな部分とか、甘い部分は比較的少なくて、権力闘争、邪魔するもろもろの人たちにハラハラさせられる展開となっています。

正直、無理な展開やツッコミどころも多くて、最終回に急に収束するまでややこしい人たちが渦巻いてはいるのですが、主演4人がきれいな人たちなので私は許せてしまいました。

アーリフ・リーは、顔は長いのですが彫刻のような顔立ちで立ち回りがうまくてやたらかっこいい皇子さまです。実は歌手なのですが、『白華の姫』で主演に抜擢され、普通に所作の難しそうな古装劇をこなしていますね。ブルース・リーにも韓国俳優のチェ・シウォンにも似ています。けっこう「推し」てます。

ヒロインのモン・ズーイーはただただ美しいです。かわいいし。妹のリン・イートンは、アイドル出身らしくおきゃんな感じで立ち回りもある活発な姫です。

もと江湖を渡り歩いていたと言う2番手君は、『陳情令』に出てたワン・ジュオチョン。この人を含めみんなちょっとエキゾチックな顔立ちのような気がします。

まあ、最近中国史を勉強してて、唐なども漢民族が興した王朝ではない（元や清はそうだろうとは思っていましたが）ということを知って、このドラマのような小さい国の王家の人たちがエキゾチックな顔でも全然不思議はないかもと思ったりしてます。

肩の凝らないとまでライトなストーリーではありませんが、40話なので、中国時代劇にしては短いです。面白く見ましたが、採点するとなると７．５点でしょうか・・・