中国ドラマ『明月記～夢うつつの皇女』

西方の国から中原にお輿入れしてきた、自由奔放な王妃のお話。中国は文字も文化も違う隣の国を統一したり分裂したりしてきたのでしょうけど、最近自由なお姫様が、儒教の漢民族の国に嫁いで来る話をよく見ます。古今東西、政略結婚は大変だったでしょうけど・・・・

さて、このドラマは、「寵妃の秘密」シリーズのスタッフによって作られたというだけあって、おふざけ（？）ラブラブ場面がすごく多い。寵姫の秘密は、タイムスリップの秘密もあって話を引っ張れたのですが、この作品はちょっと退屈。お忙しい方にはおすすめできないドラマです。スルーしてください。とはいえ、再生回数20億回というのは、ひとえにヒロイン（なんと、これがデビュー作）と皇子様が素敵だからでしょうね。

皇子様のお友達たちもまあまあ面白いですが、2人ともえらくイケメンというわけではありません。

その他悪い長男さん（大体お兄ちゃんの皇太子は悪い・・・）とか護衛さんもまあまあのイケメン。

とにかく、主人公たちが美しいので我慢しているドラマでした。

このドラマのキーワードでかろうじて面白い所は、王妃が催眠術を使えるというところ。

そこがファンタジーなのですが、それがあほらしいと思ってしまう人は最後まで視聴できないでしょう。

5点です。