中国ドラマ『霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～』

これは、おすすめサイトで、古装劇でベスト３などにあげている人が多かったので、きっと面白いだろうと期待していました。ロマンチックで、主人公たちの愛（と執着？）に話を絞っているので、熱い火の気を持った鳳凰の化身の皇子さま（ダン・ルン）と冷たい水の気を持った龍の化身のレオ・ローがヒロインを奪い合うというまあ、ありがちな内容とは言え、素敵でした。

三生三世・十里桃花のシリーズの世界観と少し近くて、天界と魔界、花界などの神仙が登場します。

人間界に歴劫に行って修行を積み、修練しているのに、なんと、人間臭いというか、卑劣で嫉妬深くて和を乱して勝手な仙人の多いことか・・・・（笑）

人間より犯罪犯してます・・・

それでもこのドラマの一番面白いところは、亡くなった母の心配によって、「情に苦しむ」ことのないように、愛を知る事ができなくなっているヒロインがどのように、皇子たちと愛の世界を築いていくかという過程。あとは、最初は若くて未熟なヒロインがどんどん女性としても、人間としてもじゃなくて・・仙女としても成長していくところ。

BS12では、59話なので、人間界にいる時も加えてヒロインは様々な場所ですごく大人になっていきます。

しかし、大人になるということは、イノセンスを失いいろいろな不幸やしたくない経験もして、能天気じゃいられなくなるので、それはしかたのないことですね。

ダン・ルンもレオ・ローも背も高いしとにかく素敵です。個人的には十里桃花のシリーズの方が好きですが、このドラマもヒロインのヤン・ズーがすごくかわいいし、おすすめではあります。