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大劇場宙組公演『白夜の誓いーグスタフIII世、誇り高き王の戦いー』

 宙組トップスター、鳳稀かなめさん、サヨナラ公演、『白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―』は、面白いけど、ガッツリ、ラブが無いので、ちょっと淋しい感じでした。主人公が実在の人物というのは、宝塚風にロマンチックに、歌いあげながらというのは、なかなか難しいのでしょう。  全然実像のわからない、沖田総司とか、ロートレックのポスタ―の歌手とか、もっと古代の中大兄皇子とかなら、絡む女性もいくらでも想像を膨らませられるし、ラブが描きやすいんでしょうか。上記3人の作品はロマンチックですねえ。  かなめさんは宝塚スターになるために生まれてきたような恵まれた容姿。でも、俳優としてどうなんだろう・・・ダンスも歌もまあまあな方です。でも、スウェーデン皇太子で同時代だからフェルゼンみたいな衣装で、パリの舞踏会に現れて素敵でした。フェルゼンは、実際彼の臣下だったんですね。  一緒に退団する緒月遠麻さん、影のように寄り添って、ちょっとオスカル とアンドレみたいでした。 おまけに、汝鳥さんが、衣装が似ているからメルシー伯爵みたいで・・・  海軍の兵隊たちは、トラファルガーとベルばらの両方の衣装混ぜましたか?みたいな。  とにかくシーンは新鮮味無いし、楽曲が良くないし、かなめさんの最後としては、残念でした。  その代わりショーのデュエットダンスで、実咲凛音ちゃんにキスしてたけど・・・同時退団じゃないしね。  藤井大ちゃん先生のショーも今一つかなー。 まあ、フェニックスだから鳥と復活がモチーフだけど、なんかこれも新鮮味無かったです。怪盗の場面で、七変化して最後きれいな女装なのは、ファンサービスだったと思います。  さて、次のトップのまあくん。AKBのまゆゆ、やったね!けっこう下級生の時からファンらしい。奇特な人だ。  私の押しは、澄輝さやとくんです。あまり今まで優遇されてなかったような・・・ でも、4月にバウ初主演だ! 頑張ってください!

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