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『仲麻呂と楊貴妃』@ドーンセンターホール

 ドーンセンターは、大阪の一番大きい女性センターなので、学会などでよく行くのですが、最上階のホールは、800人くらいのはこでしょうか。かなり空席がめだっていました。

『蘭陵王』以来、ますます中国に興味のわいている私でしたが、阿倍仲麻呂と楊貴妃が恋人だった説は、びっくりです。

阿倍仲麻呂って、唐の高い位の役人になったのは知っていたけど、結局帰国できなかったのですね。当時の留学って想像もつかないくらい大変ですねえ。

さて、この作品は、中国文学の先生もやっていた、ザ・タイガースのピーこと瞳みのるさんの作品。

いや内容自体は悪くないのですが、ところどころ、瞳みのるさんが出てきて解説したり、昭和的な古いギャグが織り込まれたり、いらないところが多すぎました。

中国舞踊とか、武術とか京劇をやっている日本人(あるいは日本に住む中国人)が出演されていて、見どころも多かったのです。李白や王維といったキャラも出るので、昔習った漢詩もたくさん出てきて、興味深いのですが、とにかく、瞳さんがいらなかった。ピーさんのファンの方すみません。

しかしながら、阿倍仲麻呂を演じられた蓉崇さん、中国系日本人の俳優さんで、背が高くて素敵でした。舞台、テレビにときどき出ているのですね。これから応援します!

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