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星組大劇場公演ライブビューイング(さよなら公演千秋楽)

  • Soo Kyung
  • 2019年8月29日
  • 読了時間: 3分

宝塚のディープなファンだった10年前に若手だったり、期待の新人だったりしたジェンヌさんが、今スターになって卒業して行くのを見るのは感慨深いです。

8月19日、星組トップ紅ゆずるさんのサヨナラ公演、『GOD OF STARS-食聖-』ショー『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』のライブビューイングに行って来ました。

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彼女は立ち姿がかっこいいし、まあダンスも歌も上手くないけど、男役さんとしてできているなあと思っていたのに、全然役がつかないというタイプでしたが、たった一回、スカーレット・ ピンパーネルというビッグな新人公演の主役が回って来ました。これが衝撃的だったのです。最後の剣の殺陣とか、まるでできてなかったのですが、そんな不器用さとは関係なくとにかく、スター誕生の瞬間でした。拍手喝采の新人公演だったのです。

この後、紅さんのファンクラブに入会したと言ってた古株のヅカファンが何人もいました。期待されたのですが、そこからトップまで長かったですねえ。

今日の最後のご挨拶でも、「諦めなければ夢は叶う」と強調してました。

そんな紆余曲折のスターさんのために、小柳先生が書いた脚本はマンガチックですが、シンガポールの屋台という、華僑が作った食文化をテーマにしている面白いコメディでした。しかも孫悟空の敵役が現代のシェフという、まさにフュージョンドラマ。

宝塚は昔から、どこの国の話かわからんとか、国籍不明なコスチュームだねとかそういうのは別に構わないのですね。まあ今回は明確に中国系の人達で不明ではないのですが、ファンタジーも入っているので、面白い感じでした。

紅さんは純二枚目では面白くないので、やんちゃで傲慢系な主人公を上手く演じてました。

同時に退団する麻央侑希さんがものすごい脇役で何故か悲しかったです。この人はヤクルトの広岡監督のお孫さんという事で、研1の時から注目されていましたし、新人公演もすぐに主人公をやっていたのですが、あまりにも下手でした・・・・最初の主役、ノバ・ボサノバでは、「ライライラーイ♪」という有名な歌い出しから音をはずしていて、珍しい人だねえとファン達に騒がれ(?)ました。でも、そんなにいい役付きだったのに、どんどん使われなくなって、なんかかわいそうな気がします。やっぱり宝塚はコネの世界とは言われていますが、実力無さすぎでは無理なのですね。でも明るくていい感じ(舞台上で)のジェンヌさんだと思います。

サヨナラショーは、やっぱりスカピンの主題歌から始まりました。

最近、組によりますが、宝塚のチケットが取りにくくなっているので、映画館でさよなら公演の千秋楽が見られるのはいい事ですね!ムラ(宝塚)の千秋楽は月曜日なので、仕事のある時は映画館にも行けないので、東京の千秋楽(日曜日)のライブビューイングに行こうと思います!

 
 
 

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