『リセット～運命をさかのぼる1年』

イ・ジュニョクさんは、2011年のNHKハングル講座のスキットに出ていて、「ナヌン・ペウエヨ」（私は俳優です）とか言っててすごくかわいくて、まだまだ駆け出し俳優さんのイメージだったのですが、その後日本で放送された『怪しい三兄弟』で主役をしていて、これは2009年のドラマだったのです。あら、主役級の俳優さんだったんだーとびっくりしました。超新星とか２PMとかも出ていて、豪華な韓国語会話講座でした。

で・・・ほんとに最近いろいろな役をこなしているイ・ジュニョクですが、とってもペン（ファン）です。ヒロインは、ナム・ジヒョンちゃんで、彼女の役の方が難しいと思われますが、やはり子役の頃から上手なジヒョンちゃんは期待を裏切らなかったです。

このドラマの原題は「３６５～」と言い、それで十分な気もするのですが、以前あった短めのドラマのタイトルとかぶる、「リセット」という日本題になりました。まあ、1年を戻るので、わかりやすいっちゃわかりやすいです。そして、原題のサブタイトルは、これ、「運命にさからう1年」という意味だと思うのですが、日本題は微妙に違います。

ところどころ、つっこみたいというか、疑問がわいてくる個所があって、『仁』を見た時のように、つじつまを合わせたくなって、考え込みました。何かすごく整合性を考えてしまって、あほらしい気もしましたが・・・

でもそれくらい、伏線とか、小物とか、カフェの名前（36.5度）とかいろいろ面白く視聴したということです。

最終回は一番、？？？となります。特に最後黄色のスポーツカーが疾走しているのはなぜ？？？と思いました。

最初サバイバル系で、残虐な感じになっていったら嫌だなあと思いましたが、そういうのではなかったです。乾くるみという日本の作家の『リピート』が原作と言うことですが、犯人も展開も全く改作されているらしいです。原作より面白そうです。

よくできているドラマだし、12話だから、一気に見るのもいいと思いました。

9点です。