top of page

『慶余年 1』

最初からシーズン1とわかっているので、大きな結末は無いだろうとわかっていましたが、確かにちょっぴりだけ謎が解けて終わります。とはいえ、最近よくある感じで、「きゃ~~~」となってシーズン1の最終回が終わるんですが・・・


冒頭から、主人公が田舎から京都(けいと)に呼び出されるのがなぜなのか謎だし、そもそもこの主人公の存在自体がすごく謎。全体のストーリーも現代の作家が書いている物語の中だけなのか・・・

もちろん、全体の大きな謎は宿題としてシーズン2に持ち越されます。


とても評判が高いドラマでした。セットも展開もキャラもとても面白いし、奇想天外ではありますが、若者の成長物語、出世物語、隣国との闘い、軋轢、後継者争いなど、普通の時代劇としてもスケールが大きくて堪能できます。ただ、10回くらいまで、よくわからん・・・という感じで話が進んだりして一度リタイアしてしまいましたが、すごく面白いドラマということであちこちのチャンネルで再放送があって、今回完走しました。韓ドラだったら、この46回は20回くらいで作るだろうなあと思ったりします。


主人公はものすごくイケメンというわけではありませんが、魅力的なキャラ。

ヒロインはすでにスターだったリー・チン。この人は、コミカルな演技もできるしチャーミングな女優さんだと思います。脇役のオジサンたちがすごくいいのですね、このドラマは。主人公の死んだ母と関りがあった、皇帝陛下を始めとして国のそうそうたるメンツが主人公にからんできます。


最後の方は、隣国に使節として送られそこでも才能を発揮していきますが、権謀術数なかなか見ごたえがあります。そして、九品(昔から囲碁とか役人とか何でも9段階に分けられていて一番上)の腕前の猛者が何人も出てきて激しいバトルシーンもあります。


今年シーズン2が日本でも見られそうなので楽しみです。

9点にします。



コメント


​Recent post

bottom of page