中国ドラマ『寵妃の秘密』

このドラマの制作チームは、シーズン２とセットで作っているふしがあります。タイムスリップもので、第一回冒頭でいきなり、「あら、どこの時代なんだろう。タイムスリップしたわ。」ってヒロインが言ってるシーンから始まるのは初めて見ました。無茶ぶりってやつですね。唐突すぎて笑えました。でも今、シーズン２がLALAテレビで始まり見ているのですが、ここにタイムスリップする前の現代が出てきています。やっとヒロインがどんな人かわかりました。

いろいろ笑える場面があるのですが、とにかく肩の凝らないファンタジーラブ古装劇です。大して壮大なプロットがあるわけではないので、18話で十分楽しめました。最後のほう、急に壮大なバックグラウンドがあるわけ？みたいな所をのぞかせて終わっています。こういうラブコメ史劇は主人公二人が好きになれないとハマれないでしょう。ヒロインは、私の苦手な一路真輝さんに似た目の大きい女優さん。そして、ツンデレ皇子さまは、シン・ジャオリンくん。宝塚ファン風に言うと「大好物な」うすい顔の若手俳優さん。いいですね～～～　目が細くてかわいいです。

18話ですし、ヒロインが現代人ゆえに何か開発したり、21世紀のテクノロジーや叡智を使うシーンは無いです。それも逆にびっくりですが・・・・大ヒットした『宮廷女官・若曦』も早々に皇子さまたちと仲良くなり、現代に帰るのを諦めている感じでしたが、このヒロインも皇子さまとラブラブになると、元に戻ることへの熱心さは薄れてしまいます。まあ、それがいい所なのかもしれないのですが・・・

それより、この話は最後の4回くらい（？）で全然違う世界に行きますが、基本的に主人公2人は、何度も転生しているということのようで、シーズン２でそれの説明というか、決着がつくといいなと思っています。