『その男の記憶法』
これは原題のまま使ったのですね。このドラマは前評判通り、すごく面白かったです。
ありそうな話なのだけど、ちょっとサスペンスあり、放送局、芸能界の華やかさありと、いろんな要素がうまくフュージョンしてました。
キム・ドンウク君、けっこういい歳なのでは?『コーヒープリンス』から見ていますが、なんとなく、ふられる2番手さんか犯人というイメージだったので、最近いくつか主役をしていて、とまどってしまいます。
2番手さんでもこの人はトップスターになるだろうと思う人と、え??トップに上がってきたの?ってびっくりする俳優さんがいますよね。
しかしながら、キム・ドンウク君、この主役すごく上手くこなしていると思います。台詞回しが棒読み風なのですが、それがぶっきらぼうでクール感を出しててかっこいいです。過剰記憶という障害を持っているのですが、社会生活にものすごくマイナスという事はないようです。
最初のうちは、ヒロインの記憶喪失と主人公の過剰記憶というコントラストが作品としてなんだか面白いのですが、どんどんけっこう運命が苛酷になってきます。
ヒロインのムン・ガヨンちゃんは、永遠の高校生という感じでいつも学生の役でしたが、大人の女優を過不足なく演じてます。好感度も上がったと思いますね。
派手なドラマではなかったですが、面白かったので、8.5点です。
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