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『イカゲーム』

ネットフリックスでランキング1位をかなりの間キープし

、話題になっているドラマ。9話という韓ドラにしてはあっさりした起承転結。しかも主人公は、イ・ジョンジェ。誰?と思ってしまいました。映画では有名な俳優さんですが、私は20年前の『イルマーレ』しか知らず、イルマーレ自体、韓国映画のベスト3に入るといまだに思っているので、印象には残っています。でもあの頃そんなにかっこよくはなかったですよね。


イ・ジョンジェさん、全くいい所が無く、全くお金も無く(だからイカゲームに身を投じてしまうのですが)途中まで、ヨレヨレな役ですが、それでもなんか素敵ですね、この俳優さんは。長身でしゅっとしてます。

主だったキャストは、このドラマ、みな長身です。第1回でコン・ユがちょこっと出てきたのはびっくり!!コン・ユよりもイ・ジョンジェや、パク・ヘスさんの方が背が高そうです。パク・ヘスは、『賢い監房生活(刑務所のルールブック)』で、あまり頭の良くない野球選手でしたが、今回は、ソウル大出身の役。この人もいい俳優さんです。味があります。


大体、壮大なゲームや、壮大な陰謀や、しかけの謎が最後に解けると、なーーんだとしょうむない場合が多いのですが、このドラマは、まあまあなエンディングだと言っておきましょう。

ダースベーダーみたいに黒い仮面をつけている悪役の正体は私は何も予備知識無く見たので、びっくりしました。そこがこのドラマでは一番面白かったです。

つまり、ゲームの中身や、それに必死になるおろかな人間たちの死闘は、私にはあまり面白いと思えなかったのですが、このドラマの人気はやはり、若者たちがこのゲームの展開が面白いと思ったのでしょうね。


脱北者のヒロイン、チョン・ホヨンは、このドラマで一躍有名になったらしいですが、トップモデルというだけあって、スタイルいいです。顔もなんか雰囲気があります。北朝鮮に残した母親と、施設に入っている弟のために闘いますが、精神力を保つギリギリの所で非情になっている痛々しい女性をとても上手く演じていました。キャストはみんなすごく良かったと思いますが、私はやはり、ゲームの面白さとそのゲームを成り立たせているお金の出どころやルールなど、もともとのしかけがイマイチでギャップを感じました。


ということで、8点です。

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