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『カーテンコール』

KBS2の週2ドラマを早速にアマプラが配信してくれました。余命いくばくも無いもと北朝鮮出身のおばあちゃんのために北朝鮮に残してきた孫がやってきたという芝居を打つ話。この手のお話は三文的になりやすいし、吉本や松竹新喜劇でも取り上げそうなテーマではあるのですが、コ・ドゥシムさんが、朝鮮戦争時代前後の大変な時期を生きてきて、「楽園」ホテルの総帥となり、衰弱しているおばあちゃんを本当に見事に演じているし、一時よくドラマにも出てきた北との離散家族の話とか、時代に翻弄される人々を描いているので、けっこう重厚に仕上がっています。

とはいえ、話が大人の童話ではあるのですが、主人公のカン・ハヌルは、いろいろな表情を見せる俳優の役を上手く演じています。

また、重要な役どころである、執事的な人が、ソン・ドンイルさんで、全くおちゃらけていないドンイルさんが見られます。

ヒロインのハ・ジウォンは、もともとあまり上手な人ではありませんが、存在感はありありで、コ・ドゥシムさんの若い時と孫の二役をちゃんと演じ分けています。

何といっても、驚きなのは天下のクォン・サンウさんが、2番手だということ!!なんということでしょう。でも素敵ですけどね。


ということで、ハートウォーミング系のドラマの中では佳作だと思います。

8点にします。


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