『パフューム～恋のリミットは12時間～』

今まであった、何かのタイムリミットが来たら変身したり、忘れたりするから、ドタバタが起こるというラブコメに似ているのですが、ありそうで無かった展開のドラマかもしれません。

すごく太っていて夫にも娘にも邪険にされている40歳のおばさん（よく見る太った女優さんです）が自殺しようとするところから始まります。

最初から最後まで荒唐無稽なのですが、相手の姿かたちが変わったら愛せるのかという、永遠のテーマが中心です。若い時のヒロイン、コ・ウォニちゃん、『エプロン男子』で主人公の友人の結構いい役だったのですが、これはその次の作品のようです。初ヒロインだったのですね。それまで、端役しかやったことなかったような・・・

整形顔なのかもしれないけど、私はなかなか魅力的な女優さんだと思いました。

それにしても、シン・ソンロクさん！！！

初めてだ～～～～～～～こんな素敵な役！　二枚目の役はあったけど、ここまでかっこいいのは初めてかも。かっこいいといっても、恐怖症とアレルギーを山ほどかかえた変なデザイナーですが。

サイコパスでも悪役でも、卑怯な役（『ありがとうございます』みたいな）でもなんか、嫌いになれない俳優さんだったのですよね。ミュージカルスターらしいけど、歌ってるの見たことないです。

とてもはまっている役です。ファンはうれしいでしょうね。

たわいないドラマなのかもしれないけど、けっこうドキドキするし、シン・ソンロクさんがかわいいし、展開がとにかく読めないので、7.5点にします。