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『ビッグ・イシュー』

チュ・ジンモさんのハードボイルドなカメラマンのお話。パパラッチというのはどの国でも問題ですね・・・ 韓国も写真をすっぱ抜く文春砲(昔で言うならフライデー)は怖そうです。

ある失敗でアル中のホームレスまで転落した、チュ・ジンモさんがどうなっていくかという所、偉い人の知られたくない写真を保存して優位に立とうとするこのサンデー通信という怪しいマスコミの是非など、最初ちょっとだるいなあと思う人も(でも最初の方がアクション多いです)だんだん面白くなると思います。


編集長のハン・イェスル。きれいで毒々しい感じがこの度胸の据わった女性ボスに合っています。資本主義もかなり複雑化して、私達は、倫理観とお金儲けと生きがいが混沌としたした世界に住むようになってますが、特に最近の韓ドラは、「正義はどこ?そもそも正義って何?今までそんなものあったっけ?」みたいなノリのドラマが増えているような気がします。そういう時代なのだと思います。パラダイムがゆっくりと着実に変化している今ですから。


チュ・ジンモさんは、ガタイのいいかっこいいオジサンとして、全然老けてません・・・すごい!

脚本は、『ヨンパリ』の人。ヨンパリと同じように、びっくりな映画みたいな展開になる時もあります。ほどよく緊張感があり、

大人のドラマかもしれません。私はけっこう面白かったです。8点にします。

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