『ボーンアゲイン』

二人のメイン俳優さんが、１８０ｃｍ以上スタイル抜群でかっこよかったですねえ。

もちろん、私は、チョン・ギヨン君推しなのですけれど。

チン・セヨンちゃんもきれいに年を取っていますが、なんか、発生など、上手くない女優さんというイメージを拭い去れないですね。かわいいからいいのですが。

前世の記憶がよみがえって・・・・というストーリーは、昔のミュージカル映画、『晴れた日に永遠が見える』を頂点に韓ドラもいろいろあったと思うのですが、このドラマ、結末が見えません。面白いです。

なぜ、前世の人の記憶が入ってくるのかという理由がどのドラマも工夫のしどころですが、たいてい、何か借りを返す、復讐する、愛している人を守る、執着していることを成し遂げる、などなどですね。

そして、大抵、過去の人物と現在の人物が同じ顔をしていたり、そっくり入れ替わっていたりするのですが、このドラマは、過去のキャラクターたちの運命を現在の人たちがなぞっていくというのとは一味違います。私はそこが面白いと思いましたが、賛否両論かもしれません。

同じ顔をしている人が同じようなキャラのほうがわかりやすいかもしれませんが、それではあまりに単純ですよね。

最初の2回は、過去の話ですが、1986年～88年つまり、ソウルオリンピックの頃ですが、まだまだ昭和な感じのソウルです。この時代の殺人事件捜査（まだＤＮＡ判定も携帯も無い）も古い感じのロマンスもいい感じで描かれています。

また、古くて新しいテーマ、一途な愛と執着の違い（私も昔みんながあこがれたオスカルへのアンドレの愛は、執着に近いよねと、常々思っていますが）なんかもちょっと考えさせられます。

この脚本家さん、チョン・スミって他の作品は無いのでしょうか。新人さんなら楽しみです。

ミステリアスでいいドラマでした。8.5点です。