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『ロマンスは命がけ』

『チーズ・イン・ザ・トラップ』のキム・ナミ脚本、『ロマンスが必要』の演出家ということで、設定が一風変わったラブコメです。結局秘密、トラウマの解消、ヒロインをめぐる三角関係、家族の再生など、普通のラブコメと同じ展開にはなっていくのですが、それでも、以前と人格が変わってしまったチ・ヒョヌ演じる医者とラブコメが得意なイ・シヨンちゃん(37歳のママとは思えない可愛さ)の身長差が激しいカップルは、なかなか面白いです。

チ・ヒョヌは、ラブシーンが一番上手い(と私が思っている)俳優なので、まあそういう場面もあります。


医療ドラマというほど、主人公たちの「医療」シーンは無いのですが、お決まりの新しく創設するセンター長の椅子をめぐって・・・・とか、親子2代にわたる因縁とか・・・・そういうのも見られます。


シヨンちゃんは、一番好きな女優さんなのですが、結婚してさすがにドラマ出演が減ってしまいましたね。

アクションが上手い珍しい女優さんだから、得意のボクシングも生かして、刑事とか検事さんとかをやってほしいです。『番人』ではいまいちだったので。


彼女の専門がホルモンの内分泌内科で、それがキーポイントになっているので、それをもっと掘り下げたら面白かったのにと思いました。タイトルのなぜ命がけなのかという理由にも関わってくるのですが。


一番の問題点は、個人的には、このシヨンちゃんの内科医さんが、ものすごく気弱でもう専門医なのに自己主張が無さすぎで歯がゆいところです。こんなに弱い人はお医者さんになれていないと思います。

人並み外れて、他己主義で優しいと言えば、まあそういうことなのかもしれません。


2番手さんのキム・ジニョプという俳優さんは、『イ判サ判』や『推理の女王2』や『ボイス3』に出ていますが、このドラマが一番大きな役でしょう。背が高くてキツネ顔です。私はこういう感じの俳優さん好きですが、キム・スヒョンを鋭くした感じで、主役はちょっと無理かなあという気がしますが、事務所次第ですね。


主役2人が上手なので、8点あげたいところですが、全体的に???なところがあるので、7.5点です。

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