『医師ヨハン』

これは、医療ドラマの中でも異色なのではないでしょうか。

なぜかはネタバレになるので言えませんが、主人公のチソン君の有能なお医者さんが、特殊な

設定だからです。

疼痛麻酔科という医局なので、痛みということが大きなテーマです。生きている限り痛みはいろんな所で起こって来るし、それは病気などのサインだから重要なのだけれども、軽減することがお医者さんには求められていて・・・・・

つまり、けっこうシリアスなのですよねえ。どちらかというと、暗いドラマと言えなくもない。

チソン君は、顔が華やかだから、明るい役や元気な役が多かったけど、『被告人』などで、弱い立場になってしまう難しい役もこなしてきました。

しかし、しかし、チソン君、すごく鍛えていて、いまだに筋肉が素敵なので、このお医者さんのデリケートな役はどうなんだろうと思いました。

別に彼がやらなくても他にいるような・・・・

チョン・ギョンホ君とか、『パラサイト』のイ・ソンギュン君とかのほうがいいような気がします。

イ・セヨンちゃんは、かわいいし、ＣＭもたくさん出ているイメージですが、どんどん出世して、ヒロインクラスになりました。ひたむきで真面目な研修医さんをうまく演じています。

フェロー役のチソン君の教授を支えるとってもかっこいい役のファンヒ君。全然見たことのない俳優さんです。

急に抜擢されたのでしょうか。ちょっと目が離れていますが、がたいがいいタイプの人です。

ということで、興味深いところもあるのですが、採点としては、7点です。