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『智異山(チリサン)』

またまたスタジオドラゴンがやってくれました。すごい制作会社ですね。母体のCJ(私達には食品でおなじみ?)が持っているケーブルのtvNの番組を主に制作するので、tvNってすごい放送局


だなあと思っていましたが当然だったのですね。脚本は『シグナル』のキム・ウニ、監督は、『トッケビ』などの監督。


ヒロインがチョン・ジヒョンで男性主人公がチュ・ジフンなので、甘いラブストーリーを期待した人は裏切られるかもしれません。


何がテーマかって、もうこの「山」ですね。いろんな歴史もあることを読んだりするとよけいに何か怖くなってきます。山に登ると不思議な体験をしたり、なめてはいけないというのは誰でも知っているのではと思いますが、独特な昔から山に住む人たちの話は本当に面白いです。


山で起きる不思議な事件を解決するという謎解きと、サスペンスと救助というすごい現場とロマンスがないまぜになっている忙しいドラマです。ハードボイルドと言っていいと思いますが、ほっこりしたり面白い場面もあります。


レンジャーの人たちは、みな個性派ぞろい。でも最近よく見る俳優、女優さんたちです。

でもでも、とにかく私は、『魔王』以来、チュ・ジフンの大ファンなので、よくぞ、こんな「善良な人」の役が回ってきたなと感無量です。過去の自分の事件をいまだに反省しているらしいチュ・ジフン君、なんとなくダークな役が多かったので、普通の(実はそんなに普通の人ではないのがわかってきますが)男性をやっていて、普通に恋をしていてうれしい驚きでした(笑)


スタジオドラゴンにしては視聴者の評価が低かったかもしれないけど、とにかくスケールも大きいし、テーマもけっこう込み入っているし、無常感も感動もあるし、私はいい作品だと思いました。


ファンなので、9.5点にします。












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