top of page

『熱血司祭』

キム・ナムギルは、SBS演技大賞を取ったし、イ・ハニちゃんも最優秀で、その他、刑事さんも悪役も新人賞に至るまで、メインな人が全部賞を取ってしまったというのは、うなずけます。

みんな、えらく面白い。キム・ウォネさんがかすんでしまうほど・・・でも、ウォネさんは、すごく端役だけど、大事な場面に一回がーんと登場します(笑)今回ロシア人です。悪役もオネエもアホっぽいやくざもいろいろ演じておられますが、最近は、検事さんとかかっこいい場面がある刑事も多いですね。たぶん、まだやってないのは、一番の黒幕とか、王様に相対する領議政(朝鮮王朝の総理大臣)とか貫禄ある役ですかね。もう少し年を重ねてからされるのでしょうか。


ナムギル君は、『医心伝心』の時よりスリムのような気がします。素敵だし、もと特殊部隊(?詳細は秘密)だからやたら強い!

神父の出で立ちが、黒いコート着てて、マトリックスのキアヌ・リーブスみたい。


殴ったり、殴られたりばっかりですが、それでも、神の心に沿おうとするメインの人たちの正義への思いが感動的です。まあ、お笑い場面が多いのですが。


新人賞を取った新人刑事役のクム・セロクちゃん。『ミスター期間制』でも書きましたが、なかなか良い次世代女優さんです。

キム・ソンギュン君は、『応答せよ1994』での演技が印象的ですが、うまいし、面白い人です。でも、彼もナムギル君もコミカルな演技がある程度抑制されていて、このメイン二人は「やりすぎ」ていないところもなかなかいいと思います。


人種が多様化してきたソウルも少し繁栄されているのですが、ドラマの前半は、悪役の中に日本統治時代に親日だった人の末裔がいて、それに対する皮肉とか、タイ人やロシア人がステレオタイプすぎて、揶揄されてない?とか中国は~~とか、そういう決めつけたセリフが多すぎなのではと心配してしまいました。ところが、ドラマが進むと、ちゃんと「韓国って国は、・・・なところがだめだ」とか自国も批判すべき所はしていて、しかも、タイ人やロシア人は、変な所ばかり強調しているわけではない事がわかってきて、ふ~~~ん、まあ、ステレオタイプのみで終わる古臭い脚本ではないのだなと思いました。脚本家は、『キム課長とソ理事』の人で、バディものをもっと面白く作りたかったのでしょうね。


主人公が司祭だからラブは無いのだろうとあきらめていました・・・・まあ、そのあたりは見てのお楽しみです。

シーズン2があるように最後に告知されてます。でもご心配なく。今回のお話はしっかり完結していて、「つづく・・・・」って感じではないです。アメドラや、一部の韓ドラみたいに、完結せず、予算や俳優やスケジュールのせいで、なかなか次のシーズンが放映されないとか言うのはいやですよね!

次回も絶対見るでしょう!

というわけで、ナムギルさまファンなので、9点です。


Comments


​Recent post

bottom of page