『神のクイズ～リブート』

リブート、すまり再起動ということで、ハン・パクサ（博士）、カン・ヒョンサ（刑事）始め、体の大きな所長さんも登場です。

前回までは何度も、ハン・ジヌ先生は大丈夫？生きていけるの？という心配があったのですが、彼の過去は大体今までで語られたので、他の人の過去が少し出てきます。

希少疾患はやはり登場しますが、今回視聴者の目をひくのは、法医学を肩代わりできそうなAIの存在です。

ある意味、ハン・ジヌ先生とAIの戦い？というところもあり、面白いです。しかし、当たり前ですが、AIも製作者やビッグデータ以外にもどんなデータを覚えさせるかという、プログラマーの意図が入っているのはあたりまで、そのあたり、このAIがどうなっていくかというのも面白いです。

医学、法律その他の専門分野もAIが担うところは大きくなっていくとは思いますが、人間の管理やメンテ（？）が難しい問題なのでしょう。

リュ・ドックァンは、大好きな俳優さんなので、このシリーズはもっと続いてほしかったのですが、雰囲気的にはこれで終わってそうな感じです。まあ、事件ものなので、続かせることはできるとは思いますが。

シーズン１と２で、博士とカン刑事は、身長も刑事さんがかなり高いし、これって、いいケミなの？いい並びなの？いいカップルなの？と疑問でしたが、天才だけどお調子者でいろんな表現を早口でしゃべる博士とかなり冷静であっさりしているカン刑事はベスト・コンビです。

そして、このシリーズのキャストでびっくりなのは、キム・ジェウォンさんのヤクザ（？）です。

モヒカン刈り風の変な頭だし、とにかくコワイです。キム・ジェウォンといい、イ・ドンゴンといい、

これまで王子様系のメインキャストだった人たちが、年を取ると、こういう、よく言えば難しくて演技力の必要な役が回ってくるのでしょうか。

神のクイズの中でもこのシリーズはおすすめです。でも前のシリーズを見ていないと、最初なぜハン先生が山にいるのかわからないですけどね。このシリーズ単体で見ても面白いほどよかったです。9点にします。