『財閥家の末息子』
ソン・ジュンギはナイーブな演技とドヤ顔が特徴だと勝手に思っているのですが、その両方が堪能できます。このドラマは、何も前知識無しに観た方が面白いと思うので、ストーリーは何も書きませんが、最初の出だしは、あれ??末息子ってどこにいるの??ってなります。
つまり、そういう謎の提示といい、とっても面白いストーリーです。ファンタジーも入っていますが、それを感じさせないくらい、現実的なドラマです。脚本は、なんと、『トキメキ☆成均館スキャンダル』のキム・テヒ作家。ま~ったくすべての面で方向性の違うドラマです。同じなのは、ソン・ジュンギが出ている事くらいでしょうか。彼は、成均館スキャンダルでブレイクしたのですよね。
タイトルが語っている通り、財閥家の跡目争いではあるのですが、そもそもの前提というか、ドラマの枠組みが独特な作りです。
さすが、韓ドラ。またちょっと新手の面白いドラマを作ってきたなという感じです。
イ・ソンミンさんが、財閥家の創業者でよくあるワンマンな感じの会長のおじいちゃん。さすがに上手いです。その他のお兄さんたちも上手な脇役さんばっかりだし、見ごたえありました。
現実的と書きましたが、競争や戦いにすっきりさっそうと勝っていくわけでもない(手に汗にぎる目が離せない面白い展開ではありますが)のでドラマを見た後の感想は分かれると思うのです。
私はエンディングなんかも面白いと思いました。
こういうドラマの常ですが、終わってからもう一度最初の方を見たくなりました。
9点にします。
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