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『39歳』

40歳手前のいろいろと節目を迎えたまだまだ綺麗な女性3人の友情が美しいです。ソン・イェジンは年をとらないですねえ。もうお母さんになったのでしたっけ?チョン・ミドは、自然体で普通にいい人だけど問題もあって悪態もつく、まあ『賢い医師生活』の役とそう変わらない路線で演じています。説得力ある演技です。

このドラマと同じような展開で見せるのは、映画の『サニー・永遠の仲間たち』なんかもありますが、やはり、女優さん達の力量次第というところがありますね。この3人は素敵でした。


男の友情を描いてもヒロインや女性たちは、添え物というか、花瓶の花みたいにいまいちリアル感が乏しくなってしまうのですが、女性の友情を描く際も男性たちの存在が難しくなると思うんですよね。

女性が添え物の場合は「花」ですみますが、男性が添え物の場合は、見ている視聴者が居心地が悪くなったり、こんな優しくて都合のいい男性はリアルじゃないわと思ったりしないように造形しないといけないのが大変なのではと思います。さすが、『82年生まれ、キム・ジヨン』の脚本家のシナリオだなあと思わせられました。


今回のチョン・ミドのお相手、イ・ムセン(最近よく見る)さんや、ちょうどいい感じで上品で個性がありすぎないヨン・ウジンとか女性主人公たちの「じゃま」をしないようなうまい男性キャストになっています。

こういうドラマに出ると昔なら、大女優の隣に都合よく使われたと言われますが、今は好感度が上がるのではないでしょうか。ヨン・ウジンは(いつもだけど)恋する演技が素敵でした。それにしても、ヨン・ウジンは線が細かったし、最初、烏鵲橋の兄弟たちで急に?末っ子で出てきた時、こんな人大成しないだろうと思っていたら、すぐに『アラン使徒伝』で二番手になり・・・ 出世されましたね・・・



今までの社会状況では女性たちは長く友情を保つのが難しかったけど(結婚して家庭を優先しないといけないので)これからは、女性たちの絆を描いても面白いドラマ作りができるのではないかと思わせる感動的な作品でした。9点にします。


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