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『神のクイズ 4』

韓国ドラマには珍しい10回~12回という短めのシリーズをずっと追ってきて最終回っぽいシーズン4。

最終回かどうかは知らないのですが・・・・

希少疾病に関する法医学というけっこうひねったテーマを、何かまがまがしい怖い雰囲気で扱っていて、おまけに主人公は、いろいろと荒唐無稽な生い立ちやバックグラウンドを抱えている。という、最初、何これ?というちょっと外連味のある作品だと思ったのですが、主人公とヒロインのラブラインがけっこう好きなパターンで、しかも、リュ・ドックァンというなんか、いかにもオタクなドクターがすごく個性的。

リュ・ドックァンは、ちっちゃいし、イケメンじゃないし、うまいのはわかるけど、どうにかして~って俳優なんだけど、背がすらっとしてすごいスタイルのクールな刑事ユン・ジェヒとすごくいいカップルなんですね、これが。韓流マジックかしら。

しかし、シーズン4はまだましだったけど、1とか2は、希少疾病をちょっと恐ろしく描いていたり、障害者の搾取とかの問題を赤裸々に出していたり、こういうの、韓国では大丈夫なんですか?って質問したくなりました。

日本だと、ちょっと非難されそうで最初から取り上げないテーマかもしれないと思ったりしました。

聴覚障害者のドラマもときどきあるけど、最近は以前より気を使っていると思うし。

ただ、底にあるものが、どんな病気を持っていて苦しんでいても、尊厳や希望は他の人たちと同じで、犯罪を犯したら罰を受けないといけないのも同じという、厳しいけれどもある意味平等で、なかなか感動的ではあります。

でも、やはり、同じ病気の人は見たくないのではないのだろうか、配慮はできているんだろうか・・・・とちょっと疑問です。

そういう意味で、俳優もみんないいキャラだし、単純に興味深く面白くできているドラマとして高得点をあげたいところなのですが、7点にしておこうと思います。

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