『応答せよ1994』
これは、『応答せよ1997』の第2シリーズということで、テイストも、コミカルな落ちのシーンに「めぇ~~~」って入るのも。同じ。ついでにヒロインのお父さんも同じ。
『1997』のほうのキャラたちがちょっと出てくるとどこかに書いてあったので、目を皿のようにして観なくちゃと思ったら、けっこうしっかり長く出てきました。しかも何度も。1997は、高校生だから1994の人たちよりけっこう若いわけです。
90年代は新人類(韓国でX世代と言ったらしい)が出てきて、高度成長、経済危機とか大変だけどなんか、いい時代だった感じです。日本で流行ったのと同じものも流行ったみたいなので、EyeMagic (目の焦点をずらしてより目で見ると絵が見えてくるやつ)とか一生懸命主人公が見ようとしていて面白かった。懐かしかったし。
日本って、70年代とか80年代のドラマってあるのかなあ。NHKの朝ドラは古い時代から今までとかあるけど。
登場人物が古い携帯とか、ポケベルとかみんな持ってるから、小道具さんそろえるの大変じゃないのかなと思いました。
チョンウくんは、『最高だイ・スンシン』の長女の相手役のパン屋さんの時ファンになっていて、この人は面白すぎて二枚目とは言えないから、脇役で行くんだろうなと思っていたら、このドラマでびっくり。
1997の時と同じように、結婚式のシーンや今結婚してるところが出るけど、誰と結婚したか最後までふせてあるというスタイル。
1997の時も思ったけど、そんなにすごいことは起こらない。けっこう日常のことがえんえん描かれる。それがどっちもときどき、見ててしんどいなと思ったけど、最後の方はどんどんドラマが終わるのが寂しくなってました。
でも、やっぱり日本版の35話っていうのは、長すぎに感じました。
1994のほうが、1997より恋愛の話中心になってます。
コ・アラは、まあそういうキャラの演技なのですが、目つきが怖かった。
よくできたドラマなので、8点です。