『ラブレイン』

ユン・ソクホ監督はやっぱり画面にこだわりますねえ。雨のシーンも古いキャンパスも美しいです。

親、二人の場面はかわいくてなかなかいいですね。フォーク世代なので、ギターのバンドをやってる、70年代の大学生たちは楽しく見れました。

冬ソナの脚本家オ・スヨンさん、やっぱり古いですねえ。このお母さんのキャラ、こんな人韓国にももういないと思います。ピュアで、頼りなげで美しい。それを演じるのが、イ・ミスクって！！！　こんな濃い顔で、こんな役・・・・・

まあ、お母さんもラブシーンがあるので、美しい中年女優じゃなきゃだめだけど・・・

お父さん、チョン・ジニョンさん。ちょっと若作りでがんばってます。恋する男性だから。この人も濃いですね。

なんか、いろいろミスキャストのような気がします。

ライバルのヒロインの先輩、私がちょっぴり注目している、キム・ヨングァンくん。間違った使われ方ですねえ。強引なのかすごく控えめなのかもキャラが全然わからないし・・・・　　しどころの無い役です。かわいそう。

ソ・イングクは、破天荒な役柄で、これで注目されたのですね。歌はなかなかいいけど、１９９７の時も思ったけど、この人、アップになると顔こわい・・・

最後に至る前にちょっとダレます。というか、かなりダレます。どこが焦点かもわかりづらいし。

チャン・グンソクは、まあまあ、こんなもん。ユナも上手になってきたとは思うので、６．５くらいにしておきます。