『神の贈り物~14日』
とにかく、次々見たくなってしまって、どきどきの展開ですね。
面白い作品です。以前、時間が戻って、何かを取り戻す話の場合、あまり長いとだれると書いたのですが、14日間というのは長いのに気になりませんでした。
誘拐され殺される子供をもう一度神様に与えられた14日間で取り戻せるかという命題を与えられているので、最初に起こったことを、主人公の母親がなぞらないように、避けよう、さけようとするんだけど、同じ事が起こっていく。
こわいんですよねー
でもこの母親(イ・ボヨン)も必死すぎてこわいくらいです。というか、けっこう無茶をやっています。そしてその無茶の言い訳(?)が、この母親はもとヤンキーだからという・・・・・まあ、あまりにも度胸があるという理由にはなっているのですが。
チョ・スンウの役どころが元刑事というすごく微妙でよくわからない存在。そのよくわからない人がどんどん、いろんな縁というか、メインなキャラたちに絡んでいることがわかっていって面白いのです。
チョ・スンウは、馬医みたいな優等生より、こういうちょっとふざけた感じのほうがいいですね。この役はすごく魅力的でした。
大きく視聴者とメインキャラに投げかけられたなぞが、「2人のどちらかが死ななければならない」という悲しい運命なのだけど、その二人って、誰と誰なのかよくわからない。物語が進むにつれて、この2人の可能性がどんどん広がっていく。ここがこのドラマの一番うまいところ。
突っ込みたい人はいろいろ指摘するのかもしれないけど、私はこういう物語好きです。韓国ドラマブログの方たちが皆さん言っているように最後は・・・・・・・・
納得する人とそうでない人とに分かれるとは思います。私はえ~~~~っとなりつつもすごくいろいろ納得しましたけどね。
こういう今まであったパターンのドラマを少しひねってあるものはすごく好きです。
で、8.5点です!