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『未生』ショック

話題のドラマ、『未生(ミセン)』いつもの友人がDVDを貸してくれました。ほんと、感謝です。

でも、でも、あまりに衝撃的で視聴後、その他のどのドラマを見ても楽しめなくなってしまい・・・・

録画したドラマはHDDにたまっていきそうです・・・・

『未生』症候群というか、『未生』ショックとでもいう症状でしょうか。私だけ?

ふか~~~く、じわ~~~っと、だけど、けっこうはでな台詞の応酬の場面もあり・・・・

よくできたドラマだなああああああ。とそれにつきます。

総合商社の小さい課3~4人だけがメインのお話しなのに。。。。しかし、もちろん、同期、他の課の社員、上司も出てきます。

もっと、ドライというか、会社のポリティカルな人の動きとか派閥とかそういう日本のサラリーマンドラマを思い浮かべていたので、あー全然違うなあと思いました。

しかし、日本の商社と、とても似ています。接待の感じとか、海外赴任が花とか。でもちょっと違う(のだと思います。勝手に)

イム・シワンくん、本当にいい役を引き当てました。彼の風貌にとてもあった繊細な役です。キャスティングがすごいです。どの人もそのままのその人がリアルにいそうなくらい。

囲碁を知っていたらもっと面白かったかもと思います。囲碁の戦略なんて、実際の戦いにも人生の哲学にも通じるものがありそうです。

そうです。『未生』は、とても哲学的なのです。毎日を孜々営々と、とにかく毎日を生きる私たちでも、哲学的になる瞬間がありますよね。

えらくリアルかというと、信念を貫くとはどういうことかとか、けっこうゆめゆめしい部分もあります。でも、展開が読めないというか、ある意味、現実って厳しいなあという展開。

それでもこんなに感動するって・・・・・面白いドラマですねえ。

第一回で、外国が出てきて、その次のシーンから普通に韓国なんですが、なんのこっちゃと思わないで、次々と粛々と見ていってください。次が見たくてしょうがないドラマです。出生の秘密も、意味不明なイケズも不治の病も無いですけど。

今年というか、去年と言うか、とにかくベストドラマだと思います。

文句無く、10点!

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