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『キルミー・ヒールミー』

チソンって演技派だったんですね。多重人格を演じるのって、わざとらしかったり、俳優さんとしては難しいんじゃないかと思います。チソンは、さらりと、でも熱演でした。予告などで、女の子の人格もあるとはわかっていたのですが、ほんと、かわいいです。

前にも書いた通り、『ジキル・ハイド』がひどかったので、こちらをすごく期待していたのですが、期待通りでした。

ファン・ジョンウム(友人はポン・ウリちゃん(『私の心が聞こえる?』のヒロイン)と呼んでいる)は、ポン・ウリちゃん系のけっこう激しいでも、精神科医なので、ちょっとインテリ(?)な役を楽しく演じてました。

この女優さんは、『秘密』のような陰気くさいというか、耐える役はあまり似合わないと思うのですよね。この患者さんにどっぷり同情するタイプの医者は合っていたと思います。

でも、あまり叫んでばっかりの役は飽きられるかもしれませんが。

いろいろな人格が出現したり名前がついているのには、それぞれ意味があり、とにかく物語のすじがうまくできています。回りの秘書さん、おばあちゃんの冷たい会長さん、上司の精神科の教授さん、脇役もすごくいいですが、まあ、このへんは、他のドラマにもありがちなキャラです。

そして、ず~~~~っと出てくる秘書さんは、韓国の大泉洋こと、チェ・ウォニョンです。よく出てくる脇役さんですねえ。

とてもロマンチックで、恋物語が中心なのでラブラブ場面がたくさんあるのは別にいいんですが、それにしても、最後の1,5回分くらいは冗漫でした。最後の仕上げはたぶん、話のしめとして必要なんでしょうが、それでも不必要に感じました。

これは、評判が良くて回をのばされたわけではないようですが。

そして、最近書いている、セラピスト 対 患者 のラブを描いた作品ではやはりこれが、ナンバーワンでしょうか。

ナンバーツーは、『大丈夫、愛だ』かと思います。あれも面白かったですね。

ということで、これは、9点です。

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