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『君を憶えてる』

ソン・イングク君のサイコ・サスペンス(?)です。

ソン・イングクは、目つきが悪いので、ちょっぴり苦手です。『二度目の二十歳』同様、イングク君とチャン・ナラが同級生(くらい?)というのはちょっと無理があるような気がします。

チャン・ナラは小さいけど機敏で運動神経良さそうなので、刑事役はなかなか良かったです。コメディのイメージだったので、こういうシリアスなのは新鮮でした。最新作の『もう一度ハッピーエンディング』も見たいものです。

チェ・ウォニョン来た~~~~~~ じゃないけど、秘書やお父さんばっかりになっていったら悲しいと思っていたら、いい役が来ました。彼もシリアスもコメディもどっちもいいですね。

パク・ボゴム、弁護士にしては若すぎる感じですが、急上昇中ですね。今韓国でやってるドラマでは主人公らしいです。きれいな人だとは思うけど、線が細い。りすみたいな感じ。

こういう犯罪プロファイラーとサイコパスの攻防というのは、あまり若いキャスティングだとちょっと薄っぺらくなるのですが、さすが、韓ドラ。イングク君の天才ぶりをうまく演出していると思いました。

アメリカ・ドラマの『メンタリスト』というこのジャンルでは最高峰をファンとして見ていたので、この韓ドラにはちょっと辛い評価にならざるを得ません。

もう一つ、イギリスのサイコ刑事ドラマ、『ワイヤー・イン・ザ・ブラッド』というのが大好きだったのですが、これもプロファイラーと女性刑事がコンビで、けっこう陰鬱で陰惨な事件を扱ってはいるんだけど面白かったです。

今回、特筆すべきなのは、EXOという大人気KーPOPグループのディオくん。『大丈夫、愛だ』の高校生を演じてすごいなあと思っていたのですが、このドラマでもしっかりサイコパス(笑)なんか目つきがすごく怖い。イケメンだし、ちょっと不思議な雰囲気が出せるからこれからいろんな役をやってほしいです。

さて、ドラマ全体の評価ですが、テーマと脚本家が言いたいことと、展開、エンディングがすごく関わっていて、とにかくタイトル通り、テーマは、記憶なんですね。「君」というのが誰なのかくるくる変わるというところがうまいところ。

しかし・・・・・・刑事ものとしてどうなんだろう・・・・・・

ということで、私はちょっと辛くて7.5点です。

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