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『ピノキオ』

ちょっとHDDにためていたのを一気見しました。

長いな~とは思ったのですが、20話すごく充実はしてます。子供の時から、いろいろあるんだけど、とりあえず、第1回は高校生としてクイズに出てて、これもその後関係してます。そして、クイズの決戦相手もただの脇役っぽいんだけど、どっこい、最後のほうに又キーパーソンになったりして。

さすが、『君の声が聞こえる』の作家さんですね。伏線とかキャラの使い方がうまい。

そして、な~んか温かくハートウォーミングしてる。話は事件記者たちがメインだからけっこうハードボイルドな部分もあるんですが。

そして、『君の声が聞こえる』と同様、イ・ジョンソク君の使い方がうまい。

はっきり言って、ジョンソク君のソフトでナイーブなイメージは、『ドクター異邦人』では逆効果。北朝鮮で育って、政府のとんでもない仕事をする病院で働かされていて、ハンガリーから死にそうな思いで脱北して韓国で貧乏で違法に医師をしているとか・・・・・そんなハードな感じあまりありませんでした。

今回のジョンソク君の役は、子供の時の大変な過去を背負っているとはいえ、温かい家庭で大好きなパク・シネを姪として一緒に育ったから、頭が良くて余裕があるのもあるんだけど、なんかほんわか天然なところもある。

そういうキャラが色白のジョンソク君に合ってます。

別にすごく好きな俳優さんじゃないけど、これからどうなっていくなか気になる人ですね。

パク・シネが嘘を言えないピノキオという症候群の持ち主っていうのも面白い。嘘を言えない人がニュースの記者になっていくのですが、離婚して出て行ったお母さんも記者で・・・・・と親子の確執もテーマ。

ユン・ギュンサンくん、けっこうかっこいい。この人、『君を愛した時間』で、いわゆる2番手男ですが、全然良くない。あれ~~~?って思ったんです。今まで脇役だった時、かっこよかったから。

いいドラマだと思います。事件の展開が予定調和というか、ちょっと安直なのですが、それでも8.5点にします。

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