『TEN＆TEN 2』

チュ・サンウク主演のOCN局の暗めの刑事もの。緻密な捜査と飽きさせない展開、ハードボイルドな中にもヒューマンな要素ありで、よくできたドラマです。

チュ・サンウクがほんと、暗い（笑）この最初のシリーズ８話と第２シリーズ１２話を一緒にしたのは、もうなんかつながっているから、この２つは。

毎回事件を解決していくのですが、根底にチュ・サンウク演じるチーム長の過去にまつわる連続殺人事件がある。

それに関して、第一シリーズの最後でとんでもない展開になり、TEN２に入っていくんだけど、ちょっと反則ぎみ。

基本、この４人の特別捜査チームの活躍なんだけど、他３人の家族や人生はちょこっとしか出てこず、とにかくチュ・サンウク個人の事件とそのトラウマが大きく取り上げられています。

毎回の他の事件は推理ものとしてもすごく面白かったり、犯人が意外だったり、それを４人四様に解決を導くのでCSIやメンタリストなどのアメリカ推理ドラマをちょっと踏襲しているかも。

プロファイラーは、この女優、チョ・アン。今まで脇役だったのでしょうか。けっこう年くってる感じですが、今回初めてメインキャストのようです。整形っぽい顔なのでちょっとアップにしないでほしい感じなのですが、演技などは悪くないです。

実は、TEN２の最後になってもこのチーム長の事件の犯人Fというのが捕まっていないので、あれ～～～～？？？と疑問に思い、TEN 3って作られてないのかな？と思ったら、TENリターンという続きが去年放映されたようです。これで最終回ということなので、楽しみにしておきます。

ちょっとドライでクールすぎる作りなので、私的には８点です。