『リメンバー~記憶の彼方へ~』
ユ・スンホ君、軍隊をすませたと思えないほど、フレッシュでかわいらしいです。
太陽の末裔のソン・ジュンギみたいに、軍隊後って、精悍さを強調したくなると思うのですが、スンホ君、以前よりは大人になっていますが、とにかく、笑顔が少年のようです。まあ、役も3分の1は、高校生ですし。
記憶というものが人を作っているし、人間関係を作っている。それを思い知らされるドラマです。法廷ものは好きなので法廷シーンは嫌いじゃないのですが、このドラマみたいに、あまりにもたくさん買収されていたり脅迫のせいで、うその証言をしたりする人が多いと、まともに裁判が進まなくて、ちょっとなえる気分になります。
でも現実には偽証とまではいかなくても、裁判って、真実やきれいごとばかりではないのだろうとは思います。
でもドラマでは正義というものが存在してほしいですね。
韓国では今年2016年、接待というものが禁止になったようですが、それほど収賄というのは日本以上に問題なのでしょうか。それもこのドラマのテーマです。
しかし、一番のテーマは、父と子のきずなです。これも韓ドラ好きですね。
ヒロインのパク・ミニョンは、かわいらしいヌナ(お姉さん)ですが、やっぱり年上感が強いですね。
本当に最近の韓ドラは年上女性ヒロイン多いです。
ナムグン・ミンのきれ方がすごく怖いです。でもこの人、今までも怖い役はやっているので、それを極めた感じですね。
話のすじはそんなに複雑じゃありません。でも、主人公と主人公の父の記憶が問題。主人公はフォトグラフィックメモリーみたいな見たものを細かく記憶できる能力がある。でもこれが後半またひとひねり変化していきます。
ちょっと、ストーリーがやりきれない部分が多くて悲しくなりますが、8点にはしたいです。
スンホ君、ナイーブな感じを大切にしてほしいなと思います。韓ドラの俳優さんはみんなモムチャンで精悍な感じになっていくのが好きみたいだけど、きれいな人だし、ワイルドな役はもっと年を取ってからにしてほしいものです。