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『オレンジ・マーマレード』

このドラマで面白いのは主要人物が、朝鮮時代パートとその後の現代パートの2回出てくるところ。『ポーの一族』じゃあるまいし、その間ずーっとバンパイアが生きているわけではありません。バンパイアも違う人です。まあ、生まれ変わり的な部分はあるかもしれませんが。

バンパイアものの中でもこれは妙に現実的な人間との共存というテーマが描かれます。人間の血を吸ったら共存できないから、トマトジュースのパックに動物の血か合成の血を入れている。

ファンタジーというより、けっこうメッセージを打ち出そうとしているドラマだったからびっくり。朝鮮時代は身分制度とバンパイアというヒロインは2重の差別を背負っていたりする。

現代で作曲をしてバンドをやることで違うところのある人を受け入れようとうったえかけるところなど、私はちょっと面白いと思ったけど、くさいというか、うざいと感じる人もいるかもしれません。

というわけで、他のバンパイアものとちょっと違うのですが、主要な男子2人、女子2人は、ビジュアルがけっこういいです。

主人公のヨ・ジング君はすっかり子役から大人になりました。といっても今回高校生の役だけど。私の趣味ではありませんが、けっこうイケメンです。

ヒロインのソリョンちゃんはアイドルだけどまあまあはかなくてけなげないい味だしてます。2番手さん二人もなかなかうまかったです。キル・ウネなんて29歳なのに高校生で違和感無いってすごいですね。きれいな女優さんです。

これ、まあまあ視聴率良かったのはキャストのせいでしょうか。日本でもレビューはあまり評判良くないですね。私はけっこう好きでした。

でも、な~~~んかチープな作りなので、6点です。

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