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『鬼(トッケビ)』

壮大なファンタジーでコメディという不思議なジャンルでした。

映画並みのスケールなんだけど、2時間の映画では描けない長いストーリーです。

とても長い話です。トッケビさんは、もと高麗の人だから。

展開が読めそうで読めない。せつない部分は情感たっぷりで、ゆっくり流れるけど、けっこうコミカルなシーンが多い。心に響く台詞も多い。恥ずかしながら、最後は泣いてしまいました(久々に)。

さすが、キム・ウンスク脚本です。このあいだ、『太陽の末裔』というメガヒットを飛ばしたのに、もうこういうすごいでかい作品を書けるのは天才なんでしょうか。

恋人シリーズももちろん好きですけど、『シークレット・ガーデン』、『紳士の品格』は面白かった。

クールなイケメンにちょっと変なことをさせてコミカルにしちゃうというのが、まあ共通点かもしれません。

コン・ユ。あまりドラマに出ないから、寂しかったですが、これは代表作になったかも。今まではコーヒープリンスが代表作だったでしょうけど。包容力ある演技すてきですね。

今回、面白かったのは、イ・ドンウクでしょうか。御曹司から野球選手までいろんな役をこなせる人ですけど、死神はとてもはまっていました。あまり作品に恵まれてない感じだけど、彼にとってもこれは代表作なるのではないかと思います。

女優さんもユ・インナというたくさん、ラブコメをこなしている人と、3人ともベテランな中にヒロインのキム・ゴウンちゃんだけが、フレッシュ。チーズ・イン・ザ・トラップの時よりきれいになってました。美人とはいえないけど、演技はうまいと思います。

平行して見ている『シカゴ・タイプライター』の2つの時間の描き方がちょっと似ているので、実は若干混乱しつつ(どっちがどっちだったけ?)見たりしていました。もちろん、全然テイストが違うドラマです。

これもやっぱり10点出したいですね。

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