『黄金色の私の人生』
KBSらしい財閥ファミリーと庶民の家族の悲喜こもごも。
黄金色とは金のスプーンとか恵まれた人生のイメージです。こういう52話もあるドラマは最近時代劇以外は見ないようにしているのですが、やはりパク・シフ様主演なので、見てしまいました。
パク・シフは、最初コンディションが悪かったのか太っていたかで、顔がむくんでいるのですが、5回目くらいから、しゅっと痩せて若々しかったです。30代前半の役ですし。一時老けていたように思うので、ちょっと顔を直したかもしれません。
とにかく以前のパク・シフに戻ったのでびっくりです。
ヒロインのシン・ヘソンは、初めての主役でちょっとかたかったように思いますが、そういう役どころかもしれません。ちょっとヒロインにしては暗い・・・・
パク・シフとシン・ヘソンがお似合いとは思えませんでしたが、不釣り合いなカップルという設定なのでしょうがないですね。
ストーリーは、韓ドラらしく出生の秘密や、双子がらみや結婚を反対する身勝手な母親の登場などがありますが、2017年のドラマなので、かなりそういう部分の進化というか時代に合わせて変化しているところが見られます。それがけっこう面白かったです。
さすがに韓ドラはどんどん進化しているのだなと思わせます。
基本がホームドラマなので、兄弟みんなにラブラインがあったり、親の夫婦関係が細やかに描かれたり、長いドラマらしく情感もたっぷりです。
次々先が気になって視聴者をやきもきさせるのも相変わらずうまいです。韓国では2017年の最高視聴率を取ったのではないでしょうか。
しかしながら、客観的に見るとそこまですごいドラマとは言えません。
登場人物が好演していたし、妹、弟たちがそれなりに注目されて他のドラマにもどんどん出ているようですから、演技は満足できました。というわけで、8点にします。