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『スーツ』

アメリカの人気弁護士ドラマ、SUITSのリメーク。いや~久しぶりに韓ドラにはまりました。またまた貸して下さったお友達ありがとう!

このドラマの性質上、アメリカのドラマの方がニューヨークが舞台でクールで合うかもしれませんが、私は韓ドラの方が面白かったです。最後の感じだとシーズン2がありそうですね。

主人公二人のうち若い方のヒョンシク君は実力をつけてきたなと思います。アイドルの演技を超えたといえると思います。この天才弁護士の役はけっこう難しい。アメリカの方のキャラクターに髪型も雰囲気も似せているけど、ヒョンシク君らしい役作りですごくいいと思います。

チャン・ドンゴンは、ベテランのシニア・パートナーの弁護士で高そうなスーツとタグ・ホイヤーの時計、すごそうな車(車種を知らない(笑))と絵に描いたようなかっこいいキャラ。アメリカ版の人もかっこいいのですけど。

このドラマは、いわゆるバディ・ドラマで、二人の関係と一緒に行動するシーンがかなり多い。頭のいい人がたくさん出てくるドラマはとにかく楽しいです。でもやはり違和感があるのは、アメリカは、言葉と理屈とロジックの国なので、先輩と後輩ががーーっとごちゃごちゃした法律用語を使って議論してもおかしくないのだけど、東洋のドラマ(特に日本や韓国)だと、なんかしっくり来ないのですね。その辺を韓ドラはなんとか上手く処理していますが、日本で秋から放映される日本版は心配です。

10話くらいまでが本当に面白いと思いました。アメドラも韓ドラも大きな一つの嘘とか秘密とか謎とか取り違えとかを残したまま進んでいくものはそれが気になって視聴率が上がるということがありますが、これもその一つなのでは?アメリカのローファームのドラマの中ではアリーを抜いて私の中では一番のドラマですが、それでもシーズン3で飽きてしまいました。

この話は、その大問題の部分が解決された後は面白さが半減してしまうのですよね。アメリカの方はシーズンが進んで他の問題に移行しているようです。

ラブラインも見どころなのでしょうけど、今まで意地悪な脇役をしていたコ・ソンヒという女優さんがヒロインの一人。正直あまりうまいと思えません。他の俳優さん達がみなベテランだからかもしれないけど。これ、アメリカ版ではイギリスのヘンリー王子の婚約者メーガンさんがやっていました。

とにかくとにかく、チャン・ドンゴンとヒョンシク君がぱりっとしたスーツで歩いているだけでもう素敵なんですよね。英語ではスーツは裁判の意味もありますから、面白いタイトルだけど、それは韓国語、日本語では消えてしまいますね。でもいいのです。チャン・ドンゴンがたくさんいい生地のおしゃれなスーツを着てくれています。二人の掛け合いも面白いし、チャン・ドンゴンの「ビッチョッソ?(ふざけるなと訳してありました)」もすごくいいです。

とても楽しく見られました。9点にします。

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