『仮面の王イ・ソン』

やっぱり美男美女の主人公カップルはいいですね。

ソン・スンホン、キム・テヒなんていうカップルも美しかったですが、ユ・スンホ君、キム・ソヒョンちゃんというかわいい系美男美女も良かったです。

スンホ君は、童顔（？）でかわいいけど、軍隊に行ってぐっと精悍な感じにはなっていて、こぶしとか、手の演技でアップになると手がとてもかっこいい。

ソヒョンちゃんは、子役の時やたらきれいだったから、今の方が容色が衰えて見えるけど、まだまだかわいい。

この時代劇はフランスの鉄仮面のように仮面をつけた王様が身代わりと入れ替わる話ではあるのですが、スンホ君演じる不死身（？）な王子様（世子）が辺首会という秘密結社みたいな悪者と戦う話。

この辺首会、たびたび、名前は変わるけど高麗でも朝鮮時代でもこういう王様を操ろうとする組織が出てきて、歴史上こういうグループがいたのでしょうかねえ。ただのフィクションなのでしょうか・・・・

お芝居的には、身代わりの王である、エルくんが本当に鬼気迫るすごい演技でした。よくこんな難しい役をやったと思います。アイドルなのに。それから、私がイチオシの女優さん、ユン・ソヒ。この人は辺首会の頭首の孫娘でこれまた報われない恋に身をやつす難しい役。でもユン・ソヒはこういう失恋する女性も得意分野な気がします。雰囲気があって、映画にも向くし、大女優になれる人だと思います。

王朝ものの時代劇の場合、護衛武士はイケメンの俳優さんの登竜門だったり、台詞は少なくても出番が多いから目立つ役だと思うのですが、今回は、シン・ヒョンスという黄金色の私の人生で主人公の弟をやっていて、いい感じに2・5枚目をやっていた人でした。背が高いし、ハードボイルドにやる役だと思うので、全然違う魅力を出していて良かったです。

あまり長くない時代劇だし、スンホ君が一途だし、8点にします。