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『おひとりさま~一人酒男女~』

ハ・ソクジンは日本でもけっこう人気がある俳優さんのようですが、『伝説の魔女』までは万年、ハンサム脇役っていう位置づけかと思っていました。

『伝説の魔女』と『自己発光オフィス』で素敵だったので、このドラマも見てみました。

タイトルもしょぼい(すみません)のですが、内容もまあ、低予算作品っぽい感じではあります。

でも、お金をかけて壮大な物語だからすごく感動するとは限りませんよね。

最初、予備校というのはよく韓ドラで出てくるので、そこの先生たちが主人公ってちょっと興味深いなあと思ったのです。でもやっぱり大したことはなかったですね。

ハ・ソクジンは、スター講師で、パク・ハソンはまだまだ未熟な国語講師ですが、ハ・ソクジンの弟がここの公務員予備校の生徒で、三角関係になっていきます。この弟は最近よく見る、アイドル(?)のコンミョン君。

『華政』ではかっこよかったです。

先生たちの勢力争いと生徒たちが住んでいる考試院(コシウォン)の中での友情、けんかがメインです。

コシウォンは、予備校生や司法試験準備の学生などが住んでいて、ドラマによく出てきます。

3畳くらいの狭い部屋にベッドと机があるだけですよね。その一人は、地方の方言丸出しのキー演じるチャラいボンボン。キーも『番人!』で良い役についていましたが、ここでは脇役です。でも存在感すごい。

これからもドラマで使われそうなk-popアイドルです。

ストーリーは大したことないラブコメですが、ハ・ソクジンが毎回最初に一人で食べている、ご飯屋さんの一人メシがすごくおいしそう。ソウルのレストランって、こんなに多様にいろいろあるんだなあと思いました。

性格が悪い、ツンデレの孤独を愛する30代男がヒロインと恋愛して変わって行くというのは、ハ・ソクジン主演のもう一つのドラマ、『自己発光オフィス』もそうだし、今見ている『ジャグラス』もそうだし、『内省的なボス』や、御曹司と貧しいヒロインの話もみんなツンデレの年上男が優しくなっていくのですが、この話のそのままです。

まあ、ハーレクイン・ロマンスでもそうだし、日本のドラマではこういうツンデレが減ってきたから、韓ドラは続けて製作してもらってありがたいですけどね。

とにかく、何度も大したことないと言ってしまいましたが、6点です。

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