『浪漫ドクター・キム・サブ』
なぜこの作品の感想を書かないで1年近く置いてしまったのでしょう・・・・よく自分でもわからない。とにかく、素晴らしい医療ドラマです。ゴッドハンドの型破りな外科医は、腕と見合わない田舎の病院にいて、彼についてくる若者男女が成長する・・・と、あらすじを書くとなんかありがちな病院ものなのですが、やはり、ハン・ソッキュだから存在感もドラマのクォリティもすごかったです。
ハン・ソッキュじゃなかったら、もしかしてまあまあなドラマなのかもしれません・・・
若いレジデント(?)達が反発しながらもみんな彼に惹かれていく・・・・なんて、筋を文章にすると陳腐なんですが、とにかくよくできたドラマだと思います。
それぞれが自分の問題に向き合って行く。これが実生活だとそんなにちゃんと自分のど真ん中の問題に時間的にも精神的にも向き合えないから、やっぱりドラマは面白いですね。
キム・サブ先生も勿論左遷(?)されている理由があり、それも悪役さんだけのせいなのか・・・・今も独身なのは自分のせいなのか・・・彼自身もミステリアスで魅力があります。
最後の方にキム・ヘスさん出てきて、え?こんな最後の方に出てくるの?とちょっと思ってしまいました。『シグナル』を見たすぐ後だったので、よけいに脇役にしては存在感あるなあという印象でした。
みんなの過去もありがちなものじゃなくて、結構予想を裏切る場面もあったので、面白く見れました。
しかしながら、若者男女のメインの二人、ユ・ヨンソク君とソ・ヒョンジンちゃん、この二人とも私は苦手なので、それがちょっと辛かったかな。
ソ・ヒョンジンは、とにかくヒット作にたくさん出ているので、いっぱい見ている感じがするのですが、(帝王の娘スベクヒャン、神々の晩餐、三銃士、また、オ・ヘヨンなど)なんか目が細くて色白で背が高くてきれいなのはわかっているけど、嫌い(笑)
私の個人的な人生における天敵とも言う人達(そんなに多くないけど)の顔立ちに似ているという理由もあると思います。若い頃から、ある決まった顔立ちの人達とうまくいかず、どんな顔かと言うと、ソ・ヒョンジンです。
ま、そんなわけで、10点にするところを9点にしてしまいます。