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『ジャスティスー検法男女1』

韓国ではシーズン2も終わっているようです。

いろいろな意味で面白いと思ったドラマです。

従来の韓流ドラマっぽいところはあまりなく、法医学者と彼自身の過去を描いていくのは、サインや他のドラマと似ていますが、この主人公がチョン・ジェヨンという演技派映画俳優さんです。『ラストチャンス』で、国会議員の主人公を演じて映画を見ない人にも有名になったらしいですが、私は見ていません。

確かに味はあるけど、ヒーローっぽい華が無いかも・・・・

まだ、『浪漫ドクター・キム・サブ』のハン・ソッキュのほうがかっこいいと思われます。

しかし、迫力はあり、この海千山千という感じの解剖医にチョン・ユミの新米検事がからんできます。

よく捜査をする検事が出てきますが、この検事は捜査官も刑事も従えて、初動捜査からどんどん進めて行きます。捜査と起訴を分けたほうがいいのでは・・・・という基本的な疑問はおいといて・・・・

チョン・ユミは、本当にうまいと思います。えらい美人ではないけど、こういう毅然とした知的でがんばる女性の役は向いていますよね。10年前の『大王世宗』に出てた科学者の恋人で両班の娘の役の時から、存在感ある若手女優さんだなと思っていました。きりっとした役が多いですね。

変人っぽい解剖医と刑事さん、検事さんという組み方は別に珍しくはなく、アメリカドラマでは私が好きだった(でもなぜか大人の理由でシーズン1で終わった)『FOREVER-Dr.モーガンのNY事件簿』とか『ボーンズ』とかその他刑事ものでもいっぱいこういう例はあります。

でも・・・この二人の間にラブは・・・ありそうじゃないけど・・・どうなるのやら・・・・

いかにもラブが起こりそうじゃなくて、結構ドライな感じで事件を解決していくので、日本のドラマに似てきたかなと思ったりします。日本のドラマより面白いですが。

ケーブルのノワールな感じの雰囲気ではなくやはり、MBCのドラマなのでメジャーなにおいがします(笑)解剖も捜査方法もリアル感があり、そういう意味でウジを育てたりしているので、ご飯中に視聴しにくいドラマではあります。でもよくある感じのサスペンスドラマよりちょっと差別化されているような気がして、一話完結ではないし、次々、面白く見られました。

8.5点にします。

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