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『ナインルーム』

部屋が9つある話かと思ってしまいましたが、これは、ルーム・ナインという方が正しいですね。

韓国語は日本語と同じで、数字を先に言う場合が多いのでしょうがないですが。(9号室ということです)

中身が入れ替わる話と聞くと、そんなしょうむないドラマは見ないと言う方もいるでしょうが、これは、結構重厚にできていました。脚本が面白いです。ちょっと間延びするところもありますが、過去の冤罪をはらして行く時、期限が切られるのでドキドキします。

キム・ヒソンは見たままの尊大なキャラの弁護士、ウルチ・ヘイ。ウルチって、乙支と書くらしいですが、韓国で珍しい2文字の名字ですね。中国の人が韓国人になって(帰化して)できた名前らしいです。

ナムグン・ミンさんの南宮とかトッコ(獨狐)っていう名字の人もドラマに出てきます。あと、ファンボさん、トンバンさんも聞きますね。諸葛孔明の諸葛(チェガル)という名字もあるらしいです。かっこいいですね。

刑務所に30年も入っているキム・ヘスクさん。貫禄です。このヒロイン二人の熱演ですごいドラマになっています。わるものたちもなかなか面白いですが、ウルチ・ヘイの年下の恋人、キム・ヨングァン君も王子様キャラなんだけど、事件にかかわってきて、彼の出自などの秘密もありで、面白い。

事件を暴いていく刑事は、オ・デファン。この人は刑事か変なサラリーマンが多いですね。

いつもコミカルな演技が楽しいです。

キム・ヘスクさんの元刑務所仲間が助けてくれたり、荒唐無稽なストーリーではありますが、妙に堅実に話が進んでいきます。最後まで面白かったです。

8点です。

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