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『恋慕』

これは原題と同じ。今をときめく、パク・ウンビンちゃんと演技がうまくて背が高くてイケメンのロウン君の宮廷ロマンス。と言っても、訳あって、双子のお兄さんの代わりに男装して世子になっているヒロインだから、奇想天外。


よくある、女性とばれそうになってドタバタになるというようなシーンは少ないですが、ばれないはずないでしょと思うくらいちょっとリアル感は無かったです。


ロウン君がちょっとコミカルだし、二人のラブラブ場面も悪くはないですが、なんとなく悪い意味で予測不能で、ちょっとだるい所もありました。ただ、男装女子ドラマにありがちな、女性とばれて、男性主人公がぐっと好きになっていくという展開ではなく、世子さまを男性と信じていてもどんどん好きになっていくロウン君が、21世紀的でした。そういう意味で、実はちょっとBL風味があります。


ジェンダーレスというか越境的な時代劇が増えているのは面白いですね。

ということで、ドラマ全体としては私の評価はまあまあというところですが、アメリカの国際エミー賞(歴史あるテレビドラマへの賞)に輝きました。コミカルだったり、ロウン君のキャラが両班にしては自由きままだし、アメリカ人には受けるかもと思いました。


2番手男子のナム・ユンスくんは、新人ですが、CMやバラエティでも今年活躍したらしいです。薄い顔(笑)でイケメンとは言えないのですが、演技もいいし、なんか雰囲気のある俳優さんです。


とにかく、パク・ウンビンが大女優(すでに)だというのを更に『ウ・ヨンウ弁護士』に続き証明したという感じでした。本当~に上手いし、かわいかったです。


ってことで、期待しすぎて、そうでもないなーと思ってしまった今年のドラマの一つなので、(それでも)8点にします。


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