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『ブラームスは好きですか?』

登場人物ほぼ全員が音楽関係なので、性格がいい、悪いは違ってもみんなお品が良く、繊細で神経質な感じ。音楽家ってそういうイメージなのですね。だから、〇ンマーとか○ェッキヤとかいう悪い言葉は一切出てこない穏やかなドラマでした。

でも登場人物たち、特にヒロインがうじうじしていて、ちょっとイライラします。

そんな致命的に才能も技術も他の人より劣っていて、一回大学卒業してから音楽部に入りなおして年もくっているという難しい役をさすがのパク・ウンビンがやっています。彼女はほんと大女優ですね。


男性主人公はすでにプロとしてピアニストになっているキム・ミンジェ。この人は脇役っぽい感じが長かったけど、着実にトップまで実力をつけてきたタイプに見えます。雰囲気がいいですね。


役作りのせいか音楽家の人はみんなダイエットしてて痩せているし、全体的に暗いところが多くてちょっとしんどくなる視聴者もいるかもですが、私は、基本的にクララ・シューマンが好きで、シューマンとブラームスとクララの三角関係がモチーフになっているので、面白く見られました。


恋愛模様はつっこみたい部分が多いですが、ウンビンちゃんがとにかくバイオリンの所作がうまくて、本当に弾いているようです。バイオリンはなかなか弾いているように見せかけるのは難しいので、少しひけるのかなと思いました。そして、彼女の葛藤と成長はイライラしながらも面白いので、まあ最後まで視聴できました。


いつも元気だったり品が無い役の多い脇役さんたちもお上品でしゃべり方がソフトなので、なんか面白かったです。


7点にしておきます。








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