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『マイン』

最近はなんということでしょう。韓ドラ界(テレビもネットも)で、殺人、不倫などがいっぱいのドロドロ・マクチャンドラマが再流行しているとは・・・・  どぎついドラマの方が視聴者を引き付けるのはわかりますが、逆に言うと、視聴者が減っているのでしょうか。韓国も若者はYou Tube のほうが好きなのかもしれません。


SKYキャッスルは、マクチャン・ドラマではなかったですが、上流家庭の裏側を鋭く描いてキャラクターが面白く話題になりました。あのあたりから、室内が豪華な上流社会のドラマがどんどん作られるようになって、『ペントハウス』がシーズン3まで作られて、まるで昼メロのようなドラマが一流俳優、女優によって演じられるようになっています。


このマインというタイトルは、人間が自分のものにできるものは何か、自分のものにしたいものは何かという深い意味があって悪くないのですが、16話の前半は、昼メロっぽくて、ちょっとしんどい・・・

でも、さすがにイ・ボヨンがヒロインというだけあって、後半は普通の(?)昼メロっぽい展開ではありません。でも最近ではよくある展開とも言えます。女性が唯々諾々と黙って運命に翻弄される時代はさすがに終わっていますからね。


最近の財閥ドラマの特徴は、上に書いたようにいろいろな意味で自分を解放する人たちが出てくる事と、悪役の人物がキーパースンでいい人になったり、その反対があったりします。まあ、それは昔からのドラマでも使われた展開ですけど。


それにしても、イ・ボヨンと並ぶヒロイン(同じ財閥の嫁)のキム・ソヒョンさん。

SKYキャッスル、誰も知らないに続き、圧巻の演技です。それにしても、もう一人の若い『恋するアプリ』のキム・ソヒョンちゃんと同姓同名(漢字は違うかもしれないけど)というのは、紛らわしいですね。


サスペンス仕立てで面白いですが、私は、ドロドロ財閥ドラマは当分見たくない気もします。でも、お金をかけた大作がまた作られそう・・・・ 他のジャンルにお金をかけてくださーい。

7点です。



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