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『二十五、二十一』

タイトルと展開について、誤解していました。キム・テリが高校生の時に二人が会って、25歳・21歳の時に再会する話と思っていたら、かなり違います。このタイトルにした意味が正直よく理解できませんでした。


それは置いておいて、キム・テリは色々賞を取っただけはある熱演をしています。普通に高校生に見えるからすごい。他の俳優さんたちは高校生には見えないのに・・・

ナム・ジュヒョクは、今まで以上に彼らしいナイーブで上手い演技を披露しています。自分の存在意義と仕事と大切な人たちとの関係に悩むちょっと難しい役どころなので、よく演じきったと思います。


このドラマの問題は、しっとり、たっぷり描こうとして、すっかりスピードを失ったところです。

展開が遅すぎます。最近のドラマのスピードに合わないです。こういうテンポがお好きな方には良かったと思いますが。


1998年の金融危機で人生が狂った若者というやるせない出だしではありますが、どんどん主人公たちは頑張っていくので、見ていてそんなにしんどくはないです。

お互いを必要としてよく理解している親友の二人が恋人としてどうなっていくかがドラマの中心テーマです。


キム・テリがフェンシングの選手で、試合シーン、練習シーンが興味深いのと、このドラマの大枠は、現代のキム・テリの娘が続けてきたバレエ人生につまづいていて、母親に反抗しながら、おばあちゃん(キム・テリの母)の家で昔の日記を読んでいるという構造になっているのが面白いです。


友達たちも筋立てもすごく良かったのですが、どう考えてもスローすぎて疲れました。

ということで8点です。


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