『契約主夫殿オ・ジャクトゥ』
タイトル通りの内容です。山にこもってる謎のださい男と契約結婚するのは、フリーのテレビ番組製作者のユイちゃん。
期待して見なかったのですが、純愛を追求していてロマンチックなドラマでした。
キム・ガンウが、純粋な役でびっくり。たいてい、くせのある悪役なので。一度だけかわいい(?)役だったのは、『海雲台の恋人たち』でしょうか。もちろんただの山男じゃなくて実は・・・・という展開ですけど。
韓国のカヤグムは、日本の琴のように鮮明な音じゃないけどだからこそ、なんか幽玄な世界をかもしだしてすごくいいですよね。ソウルで演奏を聞いた時感動しました。
カヤグム奏者も現代音楽とコラボしようとしたり、生き残りをがんばっているのが、このドラマでわかります。
そういう世界もちょっと見られて面白いです。
芸術財団を持っているお金持ちで情けない(この人はなさけない役が多い)チョン・サンフンとキム・ガンウの掛け合いがとても面白いです。
あとは、村のものすごく(たぶんデフォルメされている)田舎っぽい三婆がめちゃくちゃ面白かったです。みなさん、きちんとするとけっこう綺麗だとは思うけど、ほんとださくてなまりもひどい。でもパン・ウニさんは、そんなに年じゃないし美人なのに、この三人衆に入るのは気の毒だと思いました。
楽しいコメディだけどそれぞれ人生観が変わったり、相手に影響されたり、成長したり、いいドラマだったので、8.5点です。
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